jQuery, jQueryUI, Bootstrap利用時のCDNフォールバック対応 

コンテンツデリバリーネットワーク(CDN)を利用した、jQueryやjQuery UI、BootstrapのJavaScriptファイルやCSSファイルの読み込みが失敗した際のフォールバックの方法は以下の通りです。


<!-- JQueryの読み込み -->
<script src="//ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/2.1.1/jquery.min.js"></script>
<script>window.jQuery || document.write('<script src="venders/jquery/2_1_1/jquery-2.1.1.min.js"><\/script>');</script>

<!-- JQuery UI(.css)の読み込み -->
<link href="//ajax.googleapis.com/ajax/libs/jqueryui/1.11.2/themes/smoothness/jquery-ui.css" rel="stylesheet" type="text/css" />
<div class="ui-helper-hidden"></div>
<script>
    // jQuery UI CSS Fallback
    $(function () {
        if ($('.ui-helper-hidden:first').is(':visible') === true) {
            $('<link rel="stylesheet" type="text/css" href="venders/jquery_ui/1_11_2/jquery-ui.min.css" />').appendTo('head');
        }
    });
</script>

<!-- JQuery UI(.js)の読み込み -->
<script src="//ajax.googleapis.com/ajax/libs/jqueryui/1.11.2/jquery-ui.min.js"></script>
<script>window.jQuery.ui || document.write('<script src="venders/jquery_ui/1_11_2/jquery-ui.min.js"><\/script>')</script>

<!-- Bootstrap(.css)の読み込み -->
<link href="//maxcdn.bootstrapcdn.com/bootstrap/3.3.0/css/bootstrap.min.css" rel="stylesheet" type="text/css" />
<script>
    // Bootstrap CSS Fallback
    $(function () {
        if ($('body').css('color') !== 'rgb(51, 51, 51)') {
            $('<link rel="stylesheet" type="text/css" href="venders/bootstrap/3_3_0/css/bootstrap.min.css" />').appendTo('head');
        }
    });
</script>

<!-- Bootstrap(.js)の読み込み -->
<script src="//maxcdn.bootstrapcdn.com/bootstrap/3.3.0/js/bootstrap.min.js"></script>
<script>$.fn.modal || document.write('<script src="venders/bootstrap/3_3_0/js/bootstrap.min.js"><\/script>')</script>

Read More

CodeIgniter 3.0-dev 導入手順

CodeIgniter

※この記事は、CodeIgniter-3.0-devを対象に書かれています。
最近、PHPで開発するにあたりパーフェクトPHPという本を参考にフレームワークの勉強をしていました。
PHPは様々なフレームワークが存在し、正直どれにしようか迷いに迷ってました。
小規模な開発目的なので、国内ユーザーが多いCakePHPや新しめのFuelPHPなども比較的良かったのですが、
フレームワーク独自の縛りが多く、個人的にはある程度プログラマーの裁量で取り回しが可能なものが良かったので、
学習コストの少ない軽量な高速なCodeIgniterというフレームワークが良さそうだったのでサーバーにインストールしてみることにしました。
正直、CodeIgniterは日本ではマイナーな様ですが海外では利用実績も多いようで、
公式サイトのマニュアルやフォーラムなど結構充実しており、
基本英語ですがそれほど難しい英語ではないので日本語資料が少ないという問題点はあまり気にしなくても良いのではないかと思います。
尚、本記事でインストールしたCodeIgniterのバージョンは、3.0-devというリリース前の開発段階のものです。
公式サイトによれば、既にかなり動いているようで実運用でも利用しているケースがあるらしいので、
これから新規に開発するウェブアプリケーションであれば、サポート基幹的にもCodeIgniterは新しいものが良いと考えたので、
とりあえず、3.0-devで利用して正式リリース後にバージョンアップしたいと思います。

参考ウェブサイト

インストール手順

1. CodeIgniterダウンロード

CodeIgniter公式ウェブサイトからCodeIgniterのZipファイルをダウンロードします。

 

2. Zipファイルを展開します。

ダウンロードしたZipファイルを展開します。Zipファイル内は以下の構成になっています。
└─CodeIgniter-develop
  │  .gitignore
  │  .travis.yml
  │  composer.json
  │  contributing.md
  │  DCO.txt
  │  index.php
  │  license.txt
  │  phpdoc.dist.xml
  │  readme.rst
  │
  ├─application
  ├─system
  ├─tests
  └─user_guide_src

3. CodeIgniterアップロード

CodeIgniter-developフォルダー内の全ての(applicationフォルダー、systemフォルダー、testsフォルダー、etc…)と全てのファイル(index.php、etc…)をCodeIgniter-developフォルダー内の構成を保ったまま、サーバー上のウェブサイトのルートディレクトリへアップロードします。
ルートディレクトリにindex.phpが配置されていれば正しくアップロードされています。

4. アプリケーション設定

application/config/config.phpをテキストエディターで開きます。
以下の行(56行目)を探し、ウェブサイトのベースURLを設定します。
$config['base_url'] = '';
$config['base_url'] = 'http://example.com/';
暗号化やセッションを利用する場合は、以下の行(335行目)を探し暗号化キーを設定します。
大文字や小文字、数字が混在した32バイト(128ビット)を設定することで暗号化アルゴリズムを最大限に利用することが出来ます。
$config[‘encryption_key’] = ”;

5. データベース設定

データベースを利用する場合、application/config/database.phpをテキストエディターで開き、利用するデータベースの情報を設定(99行目から123行目)します。
$active_group = 'default';
$query_builder = TRUE;$db['default'] = array(
'dsn'     => '',
'hostname' => 'localhost',
'username' => '',
'password' => '',
'database' => '',
'dbdriver' => 'mysqli',
'dbprefix' => '',
'pconnect' => TRUE,
'db_debug' => TRUE,
'cache_on' => FALSE,
'cachedir' => '',
'char_set' => 'utf8',
'dbcollat' => 'utf8_general_ci',
'swap_pre' => '',
'autoinit' => TRUE,
'encrypt' => FALSE,
'compress' => FALSE,
'stricton' => FALSE,
'failover' => array(),
'save_queries' => TRUE
);

[補足]

・CodeIgniter関連ファイルの場所を隠すことによってセキュリティを高めたい場合には、applicationフォルダーとsystemフォルダーを任意の名称へ変更します。名称を変更をした場合には、ルートディレクトリのindex.phpをテキストエディターで開き、$system_path変数(101行目)と$application_folder変数(116行目)へ反映して下さい。
/*
*---------------------------------------------------------------
* SYSTEM FOLDER NAME
*---------------------------------------------------------------
*
* This variable must contain the name of your "system" folder.
* Include the path if the folder is not in the same directory
* as this file.
*/
$system_path = 'system';

/*
*---------------------------------------------------------------
* APPLICATION FOLDER NAME
*---------------------------------------------------------------
*
* If you want this front controller to use a different "application"
* folder than the default one you can set its name here. The folder
* can also be renamed or relocated anywhere on your server. If
* you do, use a full server path. For more info please see the user guide:
* http://codeigniter.com/user_guide/general/managing_apps.html
*
* NO TRAILING SLASH!
*/
$application_folder = 'application';
・さらにセキュリティ高めたい場合は、ブラウザーから直接アクセス出来ないルートディレクトリより上位などのアプリケーションフォルダーの外部へapplicationフォルダやsystemフォルダー、viewsフォルダーを移動します。これに伴い、.htaccessファイルやindex.phpの編集方法はInstallation Instructionsを参照して下さい。
・(index.phpで宣言されている)ENVIRONMENT定数を切り替えることで、開発環境と運用環境を切り替えることが可能です。
/*
*---------------------------------------------------------------
* APPLICATION ENVIRONMENT
*---------------------------------------------------------------
*
* You can load different configurations depending on your
* current environment. Setting the environment also influences
* things like logging and error reporting.
*
* This can be set to anything, but default usage is:
*
*     development
*     testing
*     production
*
* NOTE: If you change these, also change the error_reporting() code below
*/
define('ENVIRONMENT', isset($_SERVER['CI_ENV']) ? $_SERVER['CI_ENV'] : 'development');

Read More

Netbeansでのライセンスヘッダーのカスタマイズ

Netbenasにおいて、ソースコードのファイルを新規に追加した際に自動付与されるライセンスヘッダーをカスタマイズする方法を紹介します。

 

まず、ライセンスヘッダーの文章を作成します。[ツール]-[テンプレート]を選択します。

標準で、各種ライセンス用のライセンスヘッダーの文章が用意されています。自身でライセンスヘッダーの文章を作成したい場合はデフォルト・ライセンスを編集するか新規に追加します。

Netbeans-Tool-Template-License

 

ライセンスヘッダーの文章には、テンプレートバリアブルを埋め込むことで、ファイル生成時に自動的にファイル名称や

日時等を埋め込むことが可能です。利用可能なテンプレートバリアブルの一覧はNetbeansの公式サイトで紹介されているます(FaqTemplateVariables)。
下記に、auxakのソースコードのライセンスヘッダーのテンプレートをサンプルとして示します。

<#if licenseFirst??>
${licenseFirst}
</#if>
${licensePrefix}======================================================================
${licensePrefix}Project Name    : ${project.name}
${licensePrefix}File Name       : ${nameAndExt}
${licensePrefix}Encoding        : ${encoding}
${licensePrefix}Creation Date   : ${date}
${licensePrefix?replace(" +$", "", "r")}
${licensePrefix}Copyright © ${date?date?string("yyyy")} auxak. All rights reserved.
${licensePrefix?replace(" +$", "", "r")}
${licensePrefix}This source code or any portion thereof must not be
${licensePrefix}reproduced or used in any manner whatsoever.
${licensePrefix}======================================================================
<#if licenseLast??>
${licenseLast}
</#if>

ライセンスヘッダーは、プロジェクト毎に切り返ることも可能です。テンプレートから選択する場合は、グローバル・ライセンスのドロップダウンリストから任意のライセンスヘッダーを選択します。

特定のテキストファイルをライセンスヘッダーに利用することも可能です。

netbeans-license-header

 

Read More

ソースコードの著作権(Copyright)の記述方法ついて

ソースコード資産を管理する上で、ソースコードの著作権(Copyright)の記述方法について調査、検討しました。

 

日本の法律では、著作権を明示的に記述せずともソースコードを書いた時点で著作権が発生しているので著作権の表示は無くても良いようです。

ただ、Webサイトの場合は世界中からアクセスされる可能性がありますし、オープンソースとして公開した場合には誰がどのように使うか予測しきれません。

この様な背景から、ソースコードに著作権を記述し著作権を主張することは無断流用を抑止する方法として無駄ではないと思います。

 

著作権は非常に奥深く、難しい法律がいっぱい出てきますが私は法律の専門家ではないので、ポイントを押さえてまとめて行きたいと思います。

 

著作権を示すには、「©」、「年号」、「著作権者」の3点が必要となります。

© <年号> <著作権者>

「©」は、Copyrightを表す記号です。「©」は環境依存の文字なので「(c)」という文字列で代替することも可能です。

「<年号>」は、著作権が発生した年です。ユーザーが見るWebサイトやソフトウェアのバージョン情報において、継続して更新されていることが分かるよう「<著作権発生時の年> – <現在の年>」という表記しているのを目にすることがありますが、あくまでも分かりやすくするのが目的ですし、ソースコード内の年号をいちいち毎年更新することはあり得ないので著作権が発生した年を「<年号>」に記述します。

「<著作権者>」は、著作権を所有する企業は著者です。

 

Copyright © <年号> <著作権者>. All rights reserved.

のような、著作権の記述を目にすることもあります。「©」が既にCopyrightを意味するのであえて「Copyright ©」と記述する必要はありませんが、「©」を誰もが知っている訳ではないので、これも分かりやすくするために記述方法です。

「All right reserved.」は、ブエノスアイレス条約に基づく著作権保護を受けるための著作権表示だそうだが、現在では著作権表示がなくでも著作権が保護されるベルヌ条約というのにブエノスアイレス条約の加盟国が皆加盟したので意味を持たない。また、日本はそもそもブエノスアイレス条約の非加盟国なのでまったく効力を持たないそうだ。このあたりの歴史の話は、wikipediaの「著作権表示」にまとまっている。ただ、慣習として記述されている様である。

 

これらを踏まえ、auxakの著作権表示は以下のようにすることにしました。

Copyright © 2014 auxak. All rights reserved.

 

また、ソースコードにはライセンスヘッダーとして以下を記述します。

======================================================================
Project Name    : <Project Name>
File Name       : <File Name>
Encoding        : <Encoding>
Creation Date   : <Creation Data>

Copyright © <Year> auxak. All rights reserved.

This source code or any portion thereof must not be  
reproduced or used in any manner whatsoever.
======================================================================

Read More

ASP.NET向けCMSのUmbracoの環境構築

Umbraco(アンブラコ)

Umbracoは、ASP.NET向けのオープンソースのコンテンツマネジメントシステムであり、Microsoft WindowsのASP.NETで動作するシステムとしてC#で開発されている。

データベースは、Microsoft SQL Server、MySQL、Microsoft SQL Server Compact 4 (SQL CE 4) に対応している。

2000年初頭にデンマークのNiels Hartvig によって開発されたUmbracoは、最新のユーザーインターフェース、.NETアーキテクチャーによる高い拡張性を背景にその人気はDotNetNuke、MODxなどと肩を並べるほどに成長したそうだ。

WebMatrixのUmbracoを以下のように説明している。

Umbraco CMSは、コンテンツおよびアプリケーションの管理、および数百万のユーザーへの配布のために、http://www.asp.net、http://wired.co.uk/、および160,000を超えるその他サイトで使用されるフレームワークです。Umbracoの最新のUI、純粋な.NETアーキテクチャ、およびアクティブなコミュニティにより、このフレームワークはWeb CMSの最良の選択となっています。Umbracoは使いやすく、拡張も簡単で、既存のシステムと統合できます。

 

Umbracoの環境環境は以下のWebサイトが参考になります。

Read More

ASP.NET用のCMS(Content Management System)

CMS(Content Management System)というばWordPressが有名ですが、ASP.NETに対応したCMSが存在します。

ASP.NETに対応したCMS中でも以下の3つが主要なCMSなようです。

どれも人気CMSなので選択に迷うところではあるが、個人的にはASP.NET MVCでの拡張性に優れ、軽いという面でUmbracoがお勧めです。

 

Read More

ASP.NETとは?Web FormsとMVCの違いは?

ASP.NETとそのWeb FormsとMVCという異なるASP.NETのフレームワーク違いについてまとめました。

 

ASP.NETとは、マイクロソフトが開発・提供しているWebアプリケーションフレームワークで、動的なWebアプリケーションの開発・実行基盤のことを指します。

ASP.NETは、インターネットインフォメーションサービス(IIS)によりホスティングされ実行され、ASP.NET登場以前のASPやPHP等と同様にサーバー側で動的にHTMLを生成します。

ASP.NETは、個人規模のWebサイトから大規模Webアプリケーションまで様々な形態のWeb開発に対応しているフレームワークです。

当初のASP.NETは、Windowsフォームの感覚でイベントドリブン駆動なWeb開発が可能なWeb Formsというフレームワークしかなかったのですが、後々にMVCという別のフレームワークが登場してきました。

 

ここで、ASP.NETでWeb開発をする場合に両者をどう使い分ければいいかASP.NETに無知な初心者は困ってしまうわけで、ASP.NETのプロフェショナルである諸先輩の情報を参考にASP.NET初心者の私が理解できる言葉でまとめてみました。

まず、結論からですが両者の使い分けのポイントは下記の通り。

・Web FormsとMVCは(ほぼ)同等の機能を有しており対等な選択肢

・ASP.NETのセッション、キャッシュ、データアクセス等のASP.NETの基盤技術は一緒

・相互のメリット/デメリットを補完しあうフレームワークであり置き換えできるものではない

・生産性、パフォーマンス、デザイン等の要素を天秤にかけ使い分ければ良い

・Windowsフォーム開発経験者は、Web Formsの方が馴染みやすい。

・非.NET系のWeb開発経験者は、MVCの方が馴染みやすい。

・Web Formsは作業を進めながら学習が可能なのでASP.NET入門には向いている。

・将来性や最新のWebのトレンドや技術への順応性はMVCの方が優れる

 

また、Web FormsとMVCの違いを簡単に表にまとめてみました。

比較項目 Web Forms MVC
アプリの特徴 技術として安定かつ成熟している。
豊富なWebサーバーコントロールを活用した容易なDrag & Drop配置によるUI開発が可能。
機能や納期を重視したアプリ向き。
Jquery、Web API等のWeb技術を活用したWeb標準志向でHTMLベースでUIを開発する。
パフォーマンスやデザインを重視したアプリ向き。
また、テスト駆動開発向き。
用途 イントラネットサイト
業務アプリ
インターネットサイト
インターネット向けアプリ
開発スタイル イベント駆動型プログラミング MVC(Model-View-Controller)デザインパターン
入門し易い開発者 Windowsフォーム開発者 非.NET系Web開発者
要求される技術スキル Windowsフォーム
C# / VB.NET
Web技術全般(HTML, JavaScript, Ajax etc…)
C# / VB.NET
テスト 自動/単体(ユニット)テストが困難。
テスト用Webサーバー必須
自動/単体(ユニット)テストが可能。
テスト用Webサーバー不要
SEO(Search Engine Optimization)対策 ×
適した移行元 VB 6.0/Windows フォーム HTMLページ、Class ASP

 

※本内容をまとめるにあたり以下を参考にさせて頂きました。

第0回 Webアプリケーション・フレームワークの新たな選択肢

http://www.atmarkit.co.jp/fdotnet/aspnetmvc3/aspnetmvc3_01/aspnetmvc3_01_01.html

Web フォームと ASP.NET MVC を比較する

http://msdn.microsoft.com/ja-jp/magazine/dd942833.aspx

Web フォーム vs. MVC

http://blogs.msdn.com/b/chack/archive/2013/01/16/aspnet-webforms-mvc.aspx

Read More

ASP.NETのホスティングサービス

ASP.NETのホスティングサービスを少し調べてみました。

ASP.NETのホスティングサービスは、充実しているLinux系のホスティングサービスに比べそもそも種類が少なく料金は割高です。その中でも比較安価で利用可能な独自ドメインが利用できることホスティングサービスをまとめました。

 

Windows Azure

Microsoftが提供するクラウドサービスです。

Windows Azureは多くのサービスを提供しているのですが、その1つとしてWebサイト機能があります。

Microsoftが提供する機能なのでもちろんASP.NETのホスティングはサポートされ、Visual Studioを利用した開発環境に適しているといったメリットがあります。

また、年々進化するASP.NETや.NET Frameworkの最新テクノロジーをすぐに試す、運用できる環境を提供しているというのも他にはない大きなメリットだと思います。

WebSite機能には、無料/共有/占有の3つの種類があり、独自ドメインを利用するには少なくとも共有を選択する必要があり月額にして約800円。

個人的には最新環境でのホスティングの確認として無料のプランの方が気になったりもします。

Windows AzureのWebSite機能に関する料金の詳細は以下参照。

http://www.windowsazure.com/ja-jp/pricing/details/web-sites/

 

Express Web

ASP.NETのホスティングサービスを探しているとExpress Webを一押しするサイトが一番多かったです。

理由としてはなんといっても250円(税抜)/月というLinux系サービスにも引けを取らないコストパフォーマンス。

SSLやSendMain等の機能が使えないと不便な面もあるようですがそれらを利用しなければ一押しです。

2014年9月現在、ASP.NET 4.5, MVC4までサポートされています。

 

ActiveWeb

500円(税抜)/月と料金面ではExpress Webに次ぐ料金設定です。お財布には優しい感じです。

ただ2014年9月現在、ASP.NET3.5までしかサポートされていないようです。

 

SOMEE.COM

海外のホスティングサービスです。

サイトを見てみると最新のテクノロジーをどんどんサポートしているようで、国内のホスティングサービスよりも良さそうな感じです。

独自ドメインが利用できる「Windows hosting」というプランは7.95$/月とWindows Azureとほぼ同等。

「Free .Net Hosting」というプランも提供されており、毎月5アクセス以上が必要であったり独自ドメインが利用出来ないという制限はありますが、無料で利用できるASP.NETのホスティングサービスという面では希少だと思います。

Windows Azureがなければホスティングサービスの候補になっていたかもしれません。

尚、海外のホスティングサービスなので説明やコントロールパネルは英語なので英語苦手な人には避けた方がいいかもしれません。

 

いろいろ調べた結果、Windows AzureとExpress Webの2つが良いのではないかと思います。

最新のASP.NETを利用したい、スケールアウト柔軟性を確保したいということであればWindows Azure、

個人サイトやコストパフォーマンス重視であればExpress Webを選択するのが良いのではないかと思います。

Read More

XDebugを利用してNetBeansでPHPをデバッグするための環境構築

PHPのデバッグを効率化するために、NetBeansにXDebugを利用したPHPのデバッグ環境を整えます。 これにより、PHPの処理を任意の位置に設置したブレークポイントで中断し変数値を確認したり、ステップ実行で処理を追いかけることが可能となります。

PHP開発環境の準備

XAMPPとNetBeansをインストールしてそれらが利用出来る環境を整えます。未だの場合は、コチラを参照して下さい。

XDebugダウンロード

Windows用のXDebugのバイナリファイルをXDEBUG EXTENSION FOR PHPのダウンロードページからダウンロードします。

XDebugのバージョンは最新のバイナリファイルをダウンロードするのが良いでしょう。ただ同一XDebugのバージョンでも、OSのプラットフォーム(32bit or 64bit)、PHPのバージョン、スレッドセーフ(IISやApache worker MPMでPHPを実行する場合のZend Thread Safety(ZTS))対応有無により複数のバイナリファイルが公開されています。開発環境にあった適切なバイナリファイルをダウンロードして下さい。 ダウンロードしたバイナリファイルは、<XAMPPインストールフォルダ>\xampp\php\ext内に保存します。

適切なバイナリファイルを利用しないとXAMPPがそのバイナリファイルを読み込めずXDebugが有効になりませんので注意が必要です。

 

ただ、実は適切なバイナリファイルを確実な方法で選択しダウンロードする方法があるので今回はこの方法を採用します。

バイナリファイルの配布先であるXDEBUG EXTENSION FOR PHPのWebサイトでは、phpinfo()が出力するHTMLソースからOSプラットフォーム、PHPバージョン、スレッドセーフ有無等を解析し、環境にあった適切なバイナリファイルのダウンロードURLを示してくれる親切な機能が提供されています。

XAMPPを起動させた状態で、http://localhost/xampp/phpinfo.phpにアクセスしてその全てのHTMLソースをコピーします。

次に、Xdebug: Support; Tailored Installation Instructionsにアクセスし赤枠内にコピーしたHTMLソースを貼り付け、[Analyze my phpinfo() output]をクリックします。

Xdebug-Support-Tailored Installation Instructions-form

 

すると、phpInfo()の内容が解析され、赤枠内のINSTRUCTIONSにバイナリファイルのダウンロード先とphp.iniに追記すべき情報を示してくれます。

この指示に従い、バイナリファイルをダウンロードして下さい。

Xdebug-Support-Tailored Installation Instructions-Instructions

php.iniの編集

<XAMPPインストールフォルダ>\xampp\php\php.iniを開き、XDebugセクションを以下の通り編集し保存します。

まず、「;report_zend_debug = 0」のコメントアウトを外します。


; This setting is on by default.
;report_zend_debug = 0

2行目先頭のセミコロンを削除して以下の様にする。


; This setting is on by default.
report_zend_debug = 0

次に、XDebugセクションを探し、以下の通りに追加及び編集します。zend_extensionキーには、先のINSTRUCTIONSで示された情報を記載します。

[XDebug]
zend_extension = "C:\xampp\php\ext\php_xdebug-2.2.5-5.5-vc11.dll"
xdebug.remote_enable = On
xdebug.remote_handler = "dbgp"
xdebug.remote_mode = "req"
xdebug.remote_host = "127.0.0.1"
xdebug.remote_port = "9000"
xdebug.trace_output_dir = "C:\xampp\tmp"

XDebugの有効化確認

XAMPPを再起動させ、http://localhost/xampp/phpinfo.phpにアクセスします。下図のようにXDebugの情報が表示されていればXDebugの有効化は成功です。

phpInfo-xdebug

NetBeans設定

NetBeasnを起動し、メニューバーから[ツール] – [オプション]を開きます。

PHPのデバッグタブを開き、デバッガ・ポートに、php.iniにおいて、xdebug.remote_portに指定したポート番号を設定し保存します。

xdebug.remote_port = "XXXX"

NetBeans-option-debug-port

 

以上で、XDebugを利用してNetBeasnでPHPをデバッグするための環境構築は完了です。実行したいPHPプロジェクトの実行構成を設定し、デバッグ機能を実行してみて下さい。

 

 

Read More

WordPressプラグイン for auxak blog

auxak blogで導入している便利なWordPressプラグインを紹介します。

 

All in One SEO Pack

WordPressをSEO(Search Engine Optimization)に自動的に最適化してくれるプラグイン。

 

Easy Table

投稿や固定ページにてテーブルを簡単に作成できるプラグイン。

auxak table
No header1 header2
1 auxak1-1 auxak1-2
2 auxak2-1 auxak2-2

wordpress-plugin-easy-table

 

Jetpack by WordPress.com

WordPress.comが提供する統計情報機能等の便利な機能をWordPressでも利用できるように、それら機能をプラグインとしてまとめたもの。

 

SyntaxHighlighter Evolved

ソースコードを綺麗に見やすく表示してくれるプラグイン。


echo 'Hello auxak!', PHP_EOL;

 

 

Read More